2010年05月28日
金魚の不思議!!
少し難しい話です。浸透圧と魚について
みなさん良く金魚が調子を崩した時など水槽の中に塩を入れたりしますね。この行為は塩のよる殺菌作用を期待して入れている方が多いと思います。実は違うのです。
金魚などの淡水魚は鰓(エラ)と腎臓(じんぞう)で常に取り込んだ水分によって、体内の老廃物アンモニアを排出しています。腎臓では血液の中の白血球も作られています。
この体液の濃さを調節することにより、排出を調節しているのです。
ここで問題なのが浸透圧です。
浸透とは、物質が膜壁を通して他方へと浸透拡散することをいいます。
その物質間の圧力差を浸透圧といいます。
淡水魚の場合つねに外から体内に水は浸透しています。
新しい水では特に顕著で、その流れで腎臓をより活発に活動させてしまいます。
水分が多くなるのですから体内の血液も薄められる危険にさらされるのです。
老廃物を含んだ血液は腎臓でろ過され、尿の元をつくり、体内に必要な塩類は戻すと言う浸透圧とは逆の作業をしています。
これが環境が変わったり、水質変化、水温変化などによるストレスがある場合は上手く機能できなくなるのです。
ここで、最初の塩を飼育水に入れる行為が、浸透圧を調節して、魚の体内に入り込む水を減らし、腎臓の機能を少し休ませてあげるコトになり、それが体力、体調回復につながるのでる。
塩を入れる事は、すぐ効くのは炭酸塩硬度を上げてPHの急激な変化を抑えること。1日を見れば、浸透圧を調整して、腎臓や、鰓の働きを助ける作用があるのです。深いんです。
難しい話になってしまった
by シャドウマウンテン
みなさん良く金魚が調子を崩した時など水槽の中に塩を入れたりしますね。この行為は塩のよる殺菌作用を期待して入れている方が多いと思います。実は違うのです。
金魚などの淡水魚は鰓(エラ)と腎臓(じんぞう)で常に取り込んだ水分によって、体内の老廃物アンモニアを排出しています。腎臓では血液の中の白血球も作られています。
この体液の濃さを調節することにより、排出を調節しているのです。
ここで問題なのが浸透圧です。
浸透とは、物質が膜壁を通して他方へと浸透拡散することをいいます。
その物質間の圧力差を浸透圧といいます。
淡水魚の場合つねに外から体内に水は浸透しています。
新しい水では特に顕著で、その流れで腎臓をより活発に活動させてしまいます。
水分が多くなるのですから体内の血液も薄められる危険にさらされるのです。
老廃物を含んだ血液は腎臓でろ過され、尿の元をつくり、体内に必要な塩類は戻すと言う浸透圧とは逆の作業をしています。
これが環境が変わったり、水質変化、水温変化などによるストレスがある場合は上手く機能できなくなるのです。
ここで、最初の塩を飼育水に入れる行為が、浸透圧を調節して、魚の体内に入り込む水を減らし、腎臓の機能を少し休ませてあげるコトになり、それが体力、体調回復につながるのでる。
塩を入れる事は、すぐ効くのは炭酸塩硬度を上げてPHの急激な変化を抑えること。1日を見れば、浸透圧を調整して、腎臓や、鰓の働きを助ける作用があるのです。深いんです。
難しい話になってしまった
by シャドウマウンテン
Posted by 清水金魚 at 07:49│Comments(2)
│いきもの豆知識
この記事へのコメント
こんにちは
金魚に限らず
淡水魚全般に言えることなのでしょうか?
例えば
メダカも同じですか?
金魚に限らず
淡水魚全般に言えることなのでしょうか?
例えば
メダカも同じですか?
Posted by i-cube at 2010年05月31日 12:04
こんにちは(*^o^*)
コメントありがとうございます。
その通りです。
この浸透圧の問題は淡水魚全般に同じです。
淡水魚は常に水分が身体に入ってきます。
逆に海水魚は身体から水分がどんどん取られます。
海水魚は水をつねに飲みますが、淡水魚ははとんど飲みません。
まったく別の生き物です。 不思議です。
by シャドウマウンテン
コメントありがとうございます。
その通りです。
この浸透圧の問題は淡水魚全般に同じです。
淡水魚は常に水分が身体に入ってきます。
逆に海水魚は身体から水分がどんどん取られます。
海水魚は水をつねに飲みますが、淡水魚ははとんど飲みません。
まったく別の生き物です。 不思議です。
by シャドウマウンテン
Posted by 清水金魚 at 2010年06月04日 08:16