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2013年12月16日

亜硝酸パート2!

亜硝酸パート2!



キラキラー売れない時代に
            売るテクニックーキラキラ

亜硝酸パート2どくろ

濾過フィルターが、濾過バクテリアが思わぬイタズラをしてしまうsos

それは・・・

アンモニアの出ている水槽でも濾過をしなくてもアンモニア濃度が危険値を越えなければ魚の飼育は可能だと言うお話は以前説明しました。

タタキの池にらんちゅうなどをエアレーションだけで少数飼育している良くある光景がそれですが、そこにもっと状態を良くしようとろ過器を付け、バクテリアを投入すると・・・

小悪魔やがて飼育水の中にあるアンモニアがニトロモナスによって分解され、亜硝酸にかわります。

どくろパンチsosこの亜硝酸が実は一番の毒なのです。

魚も人間も体内に取り入れた酸素を全身に運ぶ役割を果たしているのが血液です。

血液中の赤血球の中のヘモグロビンが酸素とくっつき、体の隅々まで酸素を運びます。

小悪魔しかし亜硝酸が体内に入ると酸素よりも先にヘモグロビンにくっついてしまい、酸素を運んでくれません。

トラックが荷物が多すぎて積み残して行くのと同じです。

結果体内に新鮮な酸素を運ぶ事ができなくなります。

バクテリアが居ない状態でろ過器もなくても普通に飼育出来ていた魚が、ろ過器を付けバクテリアが仕事をしだした途端に

鼻上げをしだし、まるで酸欠の様に水面をアップアップsosしたりしてしまいます。

当然これは酸欠ではありませんから、エアレーションを強くしたり、追加してもどうしようもありません。魚は体内では酸欠状態を起こしているのですが、血液中のことですからどうしようもなく、最悪死に至るのです。

亜硝酸は本当に恐ろしい毒なのです。



結論ひみつ観賞魚飼育では、本当に怖い亜硝酸をどうするか?これが

本当に大切な事です。アンモニアはゼオライトや活性炭などで吸着して取り除くことは出来ますが、亜硝酸は基本的に吸着などはできません。

ですから、立ち上げなどでは亜硝酸の濃度くらいは測るようにして、ニトロバクターが硝酸塩に変えてくれる迄は、より慎重な餌やりや飼育が必要なのです。

よかれと思ってやっている事が実は・・・・よくある事です。

私の経験上一つの神和ですが、マメな人、よく面倒をみる人が以外と上手く飼育が出来ない。!?

それはこんな事が原因なのかもしれません。


次回は魚の鼻上げについてひみつキラキラ


by シャドウマウンテン 




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