2010年06月18日
付加価値!
― 売れない時代に
売るテクニック ―
付加価値1
1匹150円の国産エンゼルフィッシュ。売れ残って三ヶ月経てば、手のひらサイズの親魚になっています。
60cm水槽に5匹入れ、Ah.バルテリーを入れます。ペアができます。オス1匹がバルテリーの葉を縄張りにし、自分のテリトリーを作ります。
近づいてくる他の魚は、すべて突っつき回します。このサイズで800円になります。
オスが気に入ったメスを選び、ペアを作ります。2匹で他の魚を追いかけ回します。
しかし、ペアができたからといって、すぐに2匹にしてはいけません。
メスが一度卵を産むまでは、他の魚と一緒にしておきます。
お腹が膨らんできたら、卵を産ませたい日の1~2日前に水槽約半分くらいの水替えをします。土・日に産卵している姿をお客さんに見せるために、金曜日に水替えをすれば、土か日の夕方から卵を産み始めます。
1回目の卵は、ほとんど食べてしまいます。ここで、はじめてこのペアを他の水槽に移します。産卵経験ありのエンゼルペアで、3,000円になります。
その後、2匹は産卵、子育ても行うペアになります。子育てまでいけば、ペア 5,000円で売れます。
一度子育てを経験したエンゼルフィッシュのペアは、かなりの確率で水槽を動かしても(お客さんが買っても)、子育てをします。そういう優秀なペアは、5,000円でも安いのです。150円のエンゼルが、5,000円になるのです。それが付加価値です。
もっと詳しくは、次回にて!
by シャドウマウンテン
Posted by 清水金魚 at 07:55│Comments(2)
│売れない時代に売るテクニック
この記事へのコメント
お久しぶりです
簡単そうで
なかなかそうはうまくいかなかったり
見えない努力があるのが
付加価値だと思ってます
簡単そうで
なかなかそうはうまくいかなかったり
見えない努力があるのが
付加価値だと思ってます
Posted by i-cube at 2010年06月24日 20:30
その通りです。
努力があっての付加価値です。
その付加価値が価格に反映できるといいですね。
by シャドウマウンテン
努力があっての付加価値です。
その付加価値が価格に反映できるといいですね。
by シャドウマウンテン
Posted by 清水金魚 at 2010年06月28日 08:15